効果ある創業計画書を作成すべきポイント

 ♦融資担当者はここをチェックしている

 

 ①創業計画書に記載する創業の動機

 この欄に記載する内容は、自分の事業に対する思い・熱意が十分に伝わる方法で

 書いていくことに大切です。

 自分の人生を振り返り、なぜ、今、このタイミングで創業を考えたかを

 ストーリーにして、書き出して見ることが大切です。

 事業に対する動機が安易なものだと、担当者は敬遠します。

 ②経営者の略歴欄に記載する内容が事業内容と一致しない

 創業計画書に必要な要素の1つとして、一貫性があることです。

 職歴と事業内容が一致していないということは、創業者に創業する業種の経験が

 乏しいとも言えます。この場合は、絶対にだめではなく、記載方法を一工夫する事で

 一貫性に繋げていけます。(動機欄の記載に、ビジネススキルを加えるなど)

 ③取り扱い商品の特徴がよくわからない

いくら自信満々の商品であっても、具体的な儲かるしくみ、お客様に選ばれる魅力・要素が

なければ、事業の継続は困難である。商品が実際に優位性を持っているかということが大切です。

例えば、他店と比較して品揃えがいいのか、同じブランドが他店では入手困難であるのか、

他店と比較してうちのこの部分は優れているなど、、、

 このように、客観的な確信が必要になります。

 ④周辺環境・ターゲット層などの市場調査ができているか

この場合、ターゲットが事業者か消費者かで、記載事項のポイントが変わってきます。

➊事業者の場合…見込み取引先との取引の確実性や企業内容について記載する

❷消費者の場合…お客様の属性や好み、購買動機などを踏まえたターゲット設定が必要

近隣住民を対象に生活に身近なビジネスを行う場合は、周辺の環境分析を

綿密に行う必要があります。商圏内の人口や消費動向などを調べたり、又実際に

足を使って周辺地域見て回り、観察し調べることも重要になってきます

売り上げや経費の根拠はあるか

できる限り具体的な構成要素に分解した、記載方法で記入します。

  ➊飲食業の場合…理髪店・美容院なども同じサービス関連業務

   客単価=平均メニュー単価×注文数に分解する

   平均メニュー単価×注文数×座席数×回転数=売り上げ予測 

  ❷コンビニエンスストアなど…販売業で店舗売りのウエイトが大きい業種

   1㎡(1坪)当たりの売り上げ高×売り場面積=売り上げ予測 

例>売り場面積 100㎡

1㎡当たりの売上高(月間)約16万円

*「小企業の経営指標」による業界平均値から算出(日本政策公庫㏋)https://www.jfc.go.jp/

 

           

❸自動車販売・化粧品販売業・ビル清掃業など…労働集客的業種

  従業者1人当たりの売上高×従業員数=売り上げ予測

 <例>自動車小売業

     従業者 3人

   従業者一人当たりの売上高(月間)278万円

        売り上げ 予測=278万円×3人=834万円

❹部品加工業・印刷業・運送業…設備が直接売上に結びつき、設備単位当たりの生産能力がとらえやすい業種

  設備の生産能力×設備数=売り上げ予測

<例>部品加工業

  施盤 2台

  1台当たりの生産能力 1日(8時間稼働)あたり500個

  加工賃 @50円 月25日稼働    

 *「小企業の経営指標」による業界平均値から算出(日本政策公庫㏋)https://www.jfc.go.jp/

売り上げ予測(1か月)=50円×500個×2台×25日=125万円

 自己資金はきちんと確保しているか

 「自己資金はどれ位準備すればいいか」という質問です、多いに越したことはありません。

自己資金がゼロで創業する人はいないでしょう。

日本政策金融公庫総合研究所の「2016年新規開業実態調査」のデーターに」よると、

創業資金調達総額に占める自己資金割合は、22%となっています。

自己資金は出来るだけコツコツと貯金をし、ゆとりをもった資金計画をたてましょう。

自己資金と認められないもの

     タンス預金

    出所の分からないお金

通帳にいきなりの入金(親からの贈与は、親名義からの振込みをお勧め)

     *創業計画書作成のご相談はこちらからhttp://ofune-office.com/?page_id=16