令和元年補正予算各種補助金の速報!

 

令和元年補正予算各種補助金の速報!

今年も【ものづくり・小規模持続化・IT導入補助金】主要3種類の公募が行われます。*今回は【IT導入補助金】詳細をご案内します。

現段階でわかっている内容のお知らせになります。(詳細は随時変更される可能性がございます。)

今回から大きく全体を通して変更になっていることは、補助金特有である、短い期間の公募・申請・採択という一連の流れが変更されました。

どういうことか?通年公募の形式になります。(補助金により詳細は確認してください。)ということは、公募時期を常に意識し、公募開始と同時に慌てて申請書を作成して応募をする事がなくなるということです。令和5年までの間に数回に分けて公募、採択、又3~6ヶ月ごとに1回づつ採択発表をするような通年に渡って募集が行われる形式です。

申請事業者、私たち専門家にとっても、かなり申請しやすい形式になりました。

又、申請方法も紙媒体での申請を出来るだけ少なくする狙いで、電子申請【Jグランツ】を全面的に採用します。補助金によっては、【電子申請のみ対応】というものもありますので、必ず公募要項を確認しましょう。*公募要項は2月14日以降に各種補助金の詳細が発表される予定です

電子申請に当たっては、まず【gBizプライム】の】取得が必要です。

こちらから→【gBizプライム】https://gbiz-id.go.jp/top/

申請は上記サイトから、案内に従って進めてください。

「ID申請に準備するもの」

  • 印鑑証明書
  • 実印

*上記を準備して申請書に実印を押印して印鑑証明書と同封して事務局に郵送します。2週間程度で申請メールアドレスにURLが送られてくるようです。(当社もただ今申請中です)そのURLをクリックしてID/パスワードを取得する。

*補助金申請のお問い合わせはこちらから→https://ofune-office.com/?page_id=16

【令和元年補正予算IT導入補助金】(内容は変更になる可能性がありますので、必ず最新情報は経済産業省HPよりご確認お願いします。

1,補助対象事業

中小企業・小規模事業者が今後数年度に渡り相次いで直面する制度変更(働き方改革・被用者保険の適用拡大・賃上げ・インボイスの導入)などに対応するため、中小企業・小規模事業者などが生産性の向上に資するITツール(ソフトウエアー・サービスなど)を導入するための事業費などの一部を補助する事により中小企業・小規模事業者などの生産性の向上をはかる。

2,補助対象者

(1)A類型

① 申請要件

中小企業・小規模事業者等を基本とし、以下の要件のいずれも満たす者。なお、5.及び6.に記載するIT導入支援事業者は補助対象者には該当しません。

一 本事業を実施する事業者の労働生産性について、1年後の伸び率が3%以上、3年後の伸び率が9%以上及びこれらと同等以上の生産性向上を目標とした事業であること。

(労働生産性とは、以下の計算式で算出されるものをいう。)

付加価値額/(従業員数×1人当たり勤務時間(年平均))

(付加価値額とは、以下の計算式で算出される粗利益をいう。)

付加価値額(粗利益)=売上-原価

二 事務局があらかじめ認定した「IT導入支援事業者」が登録するITツール(ソフトウェア、サービス等)等を導入する事業であること。

三 申請締め切り日前12ヶ月以内に同一事業(令和元年度補正サービス等生産性向上IT導入支援事業)の採択決定及び交付決定を受けた事業者ではないこと。

 

② 加点要件

一 3年間、給与支給総額を年率平均1.5%以上増加させる計画を有し、従業員に表明していること。*表明している必要があります。

(被用者保険の適用拡大の対象となる中小企業・小規模事業者等が制度改革に先立ち任意適用に取り組む場合は、年率平均1%以上増加させる計画)

二 3年間、事業場内最低賃金(事業場内で最も低い賃金)を地域別最低賃金+30円以上の水準とする計画を有し、従業員に表明していること。

※加点要件は追加の可能性あり。

 

③ 減点要件

申請時点において、過去3年間に、類似の補助金(平成28年度補正サービス等生産性向上IT導入支援事業、平成29年度補正サービス等生産性向上IT導入支援事業、平成30年度2次補正サービス等生産性向上IT導入支援事業、令和元年度補正サービス等生産性向上IT導入支援事業)の補助金の交付を受けた事業者は、審査上の減点措置を講じる。

 

2)B類型

① 申請要件

中小企業・小規模事業者等を基本とし、以下の要件のいずれも満たす者。なお、5.及び6.に記載するIT導入支援事業者は補助対象者には該当しません。

一 本事業を実施する事業者の労働生産性について、1年後の伸び率が3%以上、3年後の伸び率が9%以上及びこれらと同等以上の生産性向上を目標とした事業であること。

(労働生産性とは、以下の計算式で算出されるものをいう。)

付加価値額/(従業員数×1人当たり勤務時間(年平均))

(付加価値額とは、以下の計算式で算出される粗利益をいう。)

付加価値額(粗利益)=売上-原価

二 事務局があらかじめ認定した「IT導入支援事業者」が登録するITツール(ソフトウェア、サービス等)等を導入する事業であること。

三 申請締め切り日前12ヶ月以内に同一事業(令和元年度補正サービス等生産性向上IT導入支援事業)の採択決定及び交付決定を受けた事業者ではないこと。

四 3年間、給与支給総額を年率平均1.5%以上増加させる計画を有し、従業員に表明していること。

(被用者保険の適用拡大の対象となる中小企業・小規模事業者等が制度改革に先立ち任意適用に取り組む場合は、年率平均1%以上増加させる計画)

五 3年間、事業場内最低賃金(事業場内で最も低い賃金)を地域別最低賃金+30円以上の水準とする計画を有し、従業員に表明していること。

六 上記四及び五については、小規模事業者及び取引価格が公的に定められている取引が太宗を占めると想定される事業者(保険医療機関、保険薬局、介護サービス事業者、社会福祉法人、更生保護法人、学校等)は除く。

 

② 加点要件(小規模事業者及び取引価格が公的に定められている取引が太宗を占めると想定される事業者が対象)

一 3年間、給与支給総額を年率平均1.5%以上増加させる計画を有し、従業員に表明していること。

(被用者保険の適用拡大の対象となる中小企業・小規模事業者等が制度改革に先立ち任意適用に取り組む場合は、年率平均1%以上増加させる計画)

二 3年間、事業場内最低賃金(事業場内で最も低い賃金)を地域別最低賃金+30円以上の水準とする計画を有し、従業員に表明していること。

※加点要件は追加の可能性あり。

 

③ 減点要件

申請時点において、過去3年間に、類似の補助金(平成28年度補正サービス等生産性向上IT導入支援事業、平成29年度補正サービス等生産性向上IT導入支援事業、平成30年度2次補正サービス等生産性向上IT導入支援事業、令和元年度補正サービス等生産性向上IT導入支援事業)の補助金の交付を受けた事業者は、審査上の減点措置を講じる。

 

(3)申請要件の実効性担保

〇申請時点で、申請要件を満たす賃金引上げ計画を従業員に表明することが必要。交付後に表明していないことが発覚した場合は、補助金返還を求める。

〇3年間の計画の終了時点において、給与支給総額の年率平均1.5%以上増加目標が達成できていない場合に、交付決定の一部取消によって、導入した設備等の簿価又は時価のいずれか低い方の額のうち補助金額に対応する分(残存簿価等×補助金額/実際の購入金額)の返還を求める。

〇ただし、付加価値額が目標通りに伸びなかった場合に給与支給総額の目標達成を求めることは困難なことから、給与支給総額の年率増加率平均が「付加価値額の年率増加率平均/2」を越えている場合や、天災など事業者の責めに負わない理由がある場合は、上記の補助金一部返還を求めない。

〇また、給与支給総額を用いることが適切ではないと解される特別な事情がある場合には、給与支給総額増加率に代えて、一人当たり賃金の増加率を用いることを認める。

〇3年間の計画中の毎補助事業年度終了時点において、事業場内最低賃金の増加目標が達成できていない場合に、交付決定の一部取消によって、補助金額を事業計画年数で除した額の返還を求める。

〇ただし、付加価値額増加率が年率平均1.5%に達しない場合や、天災など事業者の責めに負わない理由がある場合は、上記の補助金一部返還を求めない。

〇なお、財産処分等も含め、補助金の返還額の合計は補助金交付額を上限とする。

 

3.補助率等

対象経費の区分 補助上限額

(補助下限額)

補助率
1.A類型

ソフトウェア、クラウド利用費、専門家経費等

150万円

30万円

*昨年は40万~

2分の1
2.B類型

ソフトウェア、クラウド利用費、専門家経費等

450万円

(150万円)

2分の1

 

4.補助予定件数

約3万件(ただし、1件当たりの補助申請額によっては、予定件数は増減する場合がある。)

※平成30年度補正サービス等生産性向上IT導入支援事業費補助金(実績)

申請数 25,669件、採択数 7,386件

5.募集方法と申請受付期間

6.に記載するIT導入支援事業者が提供するITツール(ソフトウェア、サービス等。以下同じ。)等の選定を含め、できるだけ早期に公募を行うものとし、その後、常時、中小企業・小規模事業者等からの交付申請を受け付けることとする。なお、原則として、申請やその後の実績報告等は電子申請で行うものとする。

また、本事業については複数回で平均して4ヶ月ごと程度に1回ずつ採択発表を予定するものとする。具体的な公募時期、採択時期及び回数、各採択における採択規模、補助事業期間等は、中小機構と協議の上決定すること。

6.IT導入支援事業者及びITツールの選定等

〇事業実施に当たって、事務局は「IT導入支援事業者」及びIT導入支援事業者が提供するITツールを選定するものとする。また、選定されたIT導入支援事業者及びITツールに係る情報については、事務局が開設するホームページ等に掲載し、補助事業対象者が認知することが可能な環境を構築する。ホームページ等への情報の掲載内容等については、デザインや機能等を工夫し、利便性を最大限追求すること。

〇IT導入支援事業者とは、①補助事業対象者にITツールを提供するIT事業者等を取りまとめるとともに、②補助事業対象者が行う補助金交付申請、実績報告及びその他必要に応じて事務局に行う申請、報告業務の代行・支援等を行う者として、事務局へ登録及び認定を受けた者のことをいう。

〇IT導入支援事業者は、提供するITツールに関して、当該ツールの内容等の情報を事務局へ登録し、認定を受けることで、補助事業対象者に対して、当該ツールの提供を行うことが出来るものとする。

*上記中小機構「公募要項」抜粋使用

*補助金申請のお問い合わせはこちらから→https://ofune-office.com/?page_id=16